未来をまもる子どもたちへ




上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る冬の星空・M35(散開星団) ふたご座

距離・・・2800光年



上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです

ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。


 




今から2800年前の世界とは?(2011年基点)

遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に
映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。


 


前771年 犬戎に攻められた周の幽王が殺され、周は洛邑に遷都する。これより春秋時代が
      始まる。秦、諸侯に列する。

      アルメニアの隆盛

前776年 記録に残る最古の古代オリンピック大会がギリシアで開催される。また、ギリシャに
      おいて最古の文字使用例が特定された年でもある。

前763年6月15日 アッシリア王アッシュール・ダン3世が日食を記録した。それを天文学的に
           割り出すと正確な日付が特定できたため、アッシリア年代学の基点となって
           いる。

伝承によれば、ロムルスによりローマ建国(紀元前753年、4月21日、王政ローマ)。

前722年 魯の隠公元年。この年より『春秋』の記述が始まる。

前721年 アッシリア王国のサルゴン2世によりイスラエル王国が滅亡する。

      ギリシア人、地中海および黒海沿岸に植民地を建設。

 


File:1432 - Keramikos cemetery, Athens - Graves for Hegesos and Koroibos -
Photo by Giovanni Dall'Orto, Nov 12 2009.jpg - Wikimedia Commons
 より引用

中央がコロイボスの墓。右側がコロイボスの孫クレイディモスの墓。左側はヘゲソの墓。
これらは全てレプリカである。




コロイボス(Koroibos)は紀元前8世紀、古代ギリシアの陸上選手。エリスの出身で、エリスのコロイボス
とも呼ばれる。記録に残る古代オリンピック最古の大会(紀元前776年)で行なわれたスタディオン走で
優勝した。

パウサニアスによれば、オリュンピアにコロイボスの記念像はなかったが、墓はエリス地方の外れ、ヘ
ライアとの境に存在し、墓碑銘には「オリュンピアで最初の勝者」の記述があった。

コロイボスの職業については料理人とする説とともに、実際には聖職者のような立場だったとする意見
もある。


コロイボス - Wikipedia より引用

 


サンドロ・ボッティチェリ作、ヴィーナスとマルス

マールスは他のローマ神話のどの神とも違い、ローマ建国時に既にローマにいた神であった。3月の神で
あるのも、気候がよくなり軍隊を動かす季節と一致する。また、これが農耕の始まる季節に一致している。
当時のローマ暦は、新年は農耕の始まる3月におかれた。主神と同様に扱われたために、ローマ建設者
とされる初代ロームルス王の父親という伝承まで残されている。

旧来の学説では、ローマ人が農耕民族であったため、マールスも元々は農耕神で、勇敢に戦い領地を増
やしたロームルス王と像が重なり、後に軍神としても祭られるようになったと考えられていた。また、元は
地下神であったため、地下に眠る死者との関連づけから軍神mortになったとする説もあった。しかし現在
では、インド・ヨーロッパ語族比較神話学の進歩により、マールスは本来軍神であり、三機能イデオロギー
の第二機能(戦闘)を担っていたと考えられている。しかし、マールスの名前はインド・ヨーロッパ語族とは
関係のないエトルリア人に崇拝された神マリスを原型としている。

マールスは、天体の火星とも同一視されている。ルーブル美術館所蔵の彫刻「ボルゲーゼのアレス」は美術
分野でデッサンによく使われる石膏像に取り上げられており、本来ならアレースであるところを「マルス」と呼
ばれて親しまれている。スペイン語では火曜日を「martes」と呼ぶが、本来は「軍神マルスの日」を意味する
語である。

また、マールスは、男性の武勇や闘争心を表す比喩として用いられたり、軍神の代名詞として用いられる事
も多い。ウェヌス(ヴィーナス)が「愛」「女性」を象徴するのに対して、マールスは「武勇」「男性」「火星」の象徴
として用いられる事も多い。性別記号で男性は「♂」と表記されるが、本来はマールスを意味する記号である。


マルス (ローマ神話) - Wikipedia より画像・文とも抜粋引用





王となったアムリウスはヌミトルの一人娘で姪であるレア・シルウィアを神殿に命じてウェスタの巫女とした。
巫女は神に体を捧げる聖職者である事から婚姻や姦通を許されず、これで兄の血筋を断絶させようと
目論んでいたのである。異説ではシルウィアを手篭めにしようとして失敗したとも言われている。

神殿に軟禁されたシルウィアであったが、その美しさを気に入った軍神マルスに見初められる(ヘラクレス
とする伝承もある)。神であれば巫女でも身を捧げても良いと考えたシルウィアは契りを結び、双子の子供
ロムルスとレムスを授かる。

アムリウスはシルウィアの言い分を認めず、王位を継ぎうる双子の子を殺すように兵士に命じる。だが兵士
は幼い双子を哀れんで、彼らを籠に入れて密かに川へと流すのだった。




レムスとの決闘

新しい王国を作り上げるために、双子はどのような土地が相応しいか議論を交わした。レムスはアウェンティ
ヌスの丘に城壁を築くべきだと進言したが、ロムルスはパラティーノの丘が適切であると考えていた。二人は
神の啓示で決めようと話し合い、二つの丘にそれぞれ祭壇を用意した。先にレムスの祭壇には神の僕である
鷲が6羽舞い降りたが、少し後にロムルスの祭壇には12羽の鷲が舞い降りた。

ロムルスはより多い鷹が使わされた事から啓示は自らに下されたと考え、パラティーノ丘に街の建設を始めた。
兵士達は丘の周りに城壁と国境線を兼ねた溝を掘り、住居や農地を切り開いていった。だがレムスは数は少
なくとも、先に鷲が舞い降りた自らの方こそ神の啓示を受けたのだと譲らなかった。何時しかロムルスはレムス
と口論を重ねる様になり、兄弟仲は非常に悪くなっていった。

そしてある時、レムスは兄に対する侮辱として国境の堀を飛び越えて見せた。後代の歴史家リウィウスによれ
ば弟の挑発にロムルスは激怒し、レムスと決闘を行う事になった。共に武勇で知られる兄弟であったがこの戦
いではロムルスの方が勝り、レムスは命を落とした。弟の亡骸を前にしてロムルスは「この壁を越えんとする全
ての者に災いを」と祈りを捧げたという。

リウィウスは同時に後世にはもう一つの伝承が残っているとも書き残している。その伝承では壁を乗り越えた
レムスを殺めたのはファビウスという将軍であった。ロムルスはファビウスの行動を認めつつも、弟の死を悼ん
で丁重に埋葬したという。


ロームルス - Wikipedia より画像・文とも抜粋引用








M35 散開星団・・・双眼鏡でも見ごたえのある数百個の星の大集団・・・1等星・カストル

の足下にある数百個の星の大集団で、満月ほどの広がりをもつ。双眼鏡でもたいへん見ご

たえがある星団で、条件がよければすぐ近くにある散開星団NGC2158が密集した星の

塊として一緒に確認できる。夜空が暗ければ肉眼でも存在がわかる。その星のほとんどが

太陽に似た主系列星だが、進化の進んだ巨星もいくつかふくまれている。



「Newton ニュートン別冊 メシエ天体のすべて」より引用



 


「『すばらしく印象的な天体である。はじめてこれを見た人は感嘆せずにはいられない

だろう。』19世紀のアマチュア天文学者ウィリアム・ラッセルは、彼の24インチ反射望遠

鏡で見たながめから、ふたご座のM35についてこのような記述を残した。しかしこの明

るい5等の散開星団は、小口径の望遠鏡で見てもそのすばらしさに変わりはない。肉眼

で見ると、それは見かけの大きさがほぼ満月くらいの、ぼんやりとした光の斑模様に見

える(星団のほんとうの直径は約20光年)。また、それは東側に明るい光の尾根と、一見

すると密集したコアとをもち、はっきりと長方形の形をしている。

「メシエ天体カタログ」ステファン・ジェームズ・オメーラ著 より抜粋引用


「M35はカストルの足もとのところにある非常に美しい散開星団で、よく晴れた晩には

肉眼でもぼんやりその存在をみることができます。5pに7倍の少し強力な双眼鏡でなが

めると、星雲状の淡い光の中に十数個の星がばらまかれて、散開星団ということがあき

らかになり、6p40倍になるとひとつひとつの星が見えはじめ、全体に“八”の字型の星の

配列もはっきりして、銀砂を視野いっぱいにばらまいたような光景に思わずため息がで

そうになります。

「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用


「ふたご座の足元、η星の北2°に位置する冬の代表的散開星団。肉眼でその位置

がはっきり確認できるほど明るくて大きい。双眼鏡で星雲状の淡い光のかたまりの中

に十数個の星が浮かび上がってくる。8cm40倍では、「ハ」の字の形に星が並んでいる

のが目につく。M35の南西0.5°には、密集度が高い小型の散開星団、NGC2158

があり、20cmで星雲状の中にいくつかの星が認められる。

「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用


「ベスト5の一つにあげられる見のがせない有名な散開星団だ。肉眼ではっきりその

位置を確認できるほど、大きくて明るい。双眼鏡ですでに星団の迫力が感じられる。

口径5cmクラス低倍率のためにあるような星団で、直径40’と、満月の30’より大きく

ひろがっている。したがって倍率を上げると視野からはみだしてしまう。なかなかみご

とな星団だ。案内望遠鏡でよく見えるので、さがすのにあまり苦労しないだろう。ふた

ご座のカストルの足先にある、μ、ηを入れて1をさがしたら、M35-1-ηで直角三角

形をつくっている。1番星の1°東、そして1°北にある。

「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用


「ふたご座のカストルの足もとにある明るい散開星団です。ふたご座のη星、1番星、

M35で直角三角形をつくり、三角形全体が7倍の双眼鏡の視野にすっぽり入ります。

満月ほどもある明るい散開星団なので、ぎょしゃ座のM36、M37、M38をながめた

あと、天の川に沿って双眼鏡の視野を移動していくと自然に入ってきます。4.2cmの

双眼鏡では星雲状の光芒の中にいくつかの明るい星が見えはじめます。7cm16倍

の双眼鏡では微光星の数が増え、にぎやかなながめとなります。またM35に接して

小さな散開星団NGC3528(視直径5’、8.6等級)も星雲状にみえはじめます。

「双眼鏡で星空ウォッチング」白尾元理著 より抜粋引用


「全光度5.3等、径40’ばかりの明るくて大きな散開星団です。径40’といえば、ほぼ

月の視直径にちかいので、そのひろがりも想像できます。ηの西約1°のところにあ

ります。肉眼でぼんやりとかすんだ、小さな光る雲のようにみえますが、オペラグラス

では、まるくくっきりし、きらきらとよく輝き、7×50双眼鏡ではまるい星雲状の光の上

に、明るい10個ばかりの星がうかんできます。5p40倍ぐらいから星の配列がぼつぼ

つわかりはじめ、8cm級で二すじの星の流れが八字型になっていて、そのまわりに

微光星がぱらぱらとおかれ、10cm以上ですばらしくなってきます。いちばん明るい星

の光度は9等ていどで、星の数は120個とされます。全体を鑑賞するのならば40倍

以下がよいでしょう。

「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用



APOD: 2013 January 3 - Open Star Clusters M35 and NGC 2158

画像左半分に明るく広がるのがM35で、画像右下はNGC2158

(大きな画像)


EAAE Monthly Newsletter より引用


「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用







双眼鏡で見る春の星空 双眼鏡で見る夏の星空

双眼鏡で見る秋の星空 双眼鏡で見る冬の星空

天体観測に適した小・中口径の双眼鏡

天体観測に適した大口径の双眼鏡

(映し出されるまで時間がかかる場合があります)

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