未来をまもる子どもたちへ




上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る夏の星空 M39(散開星団) はくちょう座。

距離・・・950光年



上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです

ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。


 




今から950年前の世界とは?(2011年基点)

遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に
映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。


 


1054 ギリシア・ローマの両教会が完全に分裂

1053 (日本)平等院鳳凰堂できる

1066 ノルマンジーがイングランドを征服

1069 王安石の改革

1077 カノッサの屈辱 〜ドイツ皇帝がローマ法王に屈伏

1083 (日本)後三年の役

1096 ウルバヌス2世が第1回十字軍を派遣(〜1099)

1099 十字軍がエルサレム王国を建てる



 


十字軍
First Crusade - The Crusades Wiki

十字軍(じゅうじぐん、ラテン語: cruciata)とは、中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック
教会の諸国が、聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍の
ことである。

一般には、上記のキリスト教による対イスラーム遠征軍を指すが、キリスト教の異端に対する
遠征軍(アルビジョア十字軍)などにも十字軍の名称は使われている。実態は必ずしも「キリスト教」
の大義名分に当て嵌まるものではなく、中東に既にあった諸教会(正教会・東方諸教会)の教区が
否定されてカトリック教会の教区が各十字軍の侵攻後に設置されたほか、第4回十字軍や北方十
字軍などでは、正教会も敵として遠征の対象となっている。

十字軍 - Wikipedia より抜粋引用

 



平等院鳳凰堂(国宝)
平等院 - Wikipedia

平等院(びょうどういん)は、京都府宇治市にある藤原氏ゆかりの寺院。平安時代後期・11世紀の建築、仏像、絵画、
庭園などを今日に伝え、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。山号を朝日山と称する。宗派は
17世紀以来天台宗と浄土宗を兼ね、現在は特定の宗派に属さない単立の仏教寺院となっている。本尊は阿弥陀如来、
開基は藤原頼通、開山は明尊である。 また鳳凰堂が10円硬貨の表の絵柄として有名である。

平等院 - Wikipedia より抜粋引用






M39 散開星団・・・肉眼でも観察できる満月ほどの広がりの星団・・・はくちょう座の天

の川に、比較的明るいまばらな星が集まっている。満月ほどのひろがりをもつ星団で、夜

空が暗ければ肉眼でも確認できるが、距離が近いためあまり星が密集しておらず、星団

というよりも天の川が濃くなった部分、という散漫な印象を持つ。


「Newton ニュートン別冊 メシエ天体のすべて」より引用



 


「M39の美しさは、最もきわだつ星々が一様な明るさであること、それらが純粋なダイ

アモンドブルーであること、それと星団の幾何図形的配列・・・中心にきれいな二重星を

配した、星々の三角形・・・にある。スミスはまた、スケッチが示すように多くの星々が

対になっていると記している。私はフラマリオンの記述に「奇妙な、曲がりくねった星の

つる。20の星からなる密集した集団とともにあるが、残りの星と分けるのはむずかしい」

とあるのを見て、おやっと思った。私の推測では、彼は双眼鏡で見たながめにもとづい

てこのようにいったのだと思う。なぜなら、私も双眼鏡で見て、その三角形を通り抜ける

1本の意味ありげな星の曲線に気づいたからである。さて、低倍率にしてM39のまわり

を探索してみよう。何か面白いことに気づいたであろうか? 三角形の三すみのそれぞ

れから外側を見てみよう。そこに小さな星群が見つかるだろう。三つの星群をいっしょに

見ると、M39の小さいほうの三角形をいれこにしている、完全な三角形があらわれる。」

「メシエ天体カタログ」ステファン・ジェームズ・オメーラ著 より抜粋引用




「M39は肉眼でも光のシミのように見えます。望遠鏡の視界にとらえるには、はくちょう

座のρ星(4.0等)とπ1(4.7等)の中間から、ややα星デネブ寄りの辺りを探せば

ファインダーで見つけられます。(中略) M39は明るいので、小型双眼鏡から大口径

望遠鏡まで、それぞれ楽しむことができます。」


「メシエ天体 ビジュアルガイド」 中西昭雄・著 誠文堂新光社 より引用


「はくちょう座といえばすぐ十字形を思い出しますが、この星団はデネブの北東7.5°の

ところにありますから、これとは直接関係のない方向にあるわけです。さぐるにはρ星

の真北2.5°を目標にしますが、明るいので肉眼でもすぐ見つかります。天の川のまだ

濃いところなので、バックは白っぽく、星団はその上でぼんやりひろがって見えていま

す。さっそく5cm7倍あるいはそれより小さな双眼鏡でもかまいませんが、のぞいてみる

と、明るい10個ばかりの星が全体に三角形に集まっているのがわかります。1個1個

の星が明るく双眼鏡で見た姿がいちばん美しいようです。6cm40倍では視野からはみ

出してしまうほどひろがって星団のイメージがなくなってしまうからです。」

「全天 星雲星団ガイドブック」藤井旭著 より抜粋引用


「これは明るい星のあつまりなので、デネブのうしろに、肉眼でもぼんやり明るいシミが

みられる。双眼鏡でたくさんの星がみえて、すでに散開星団の雰囲気が充分楽しめるだ

ろう。口径5cmでは視野をはみだすほどにひろがってすばらしい。デネブからρをさがし

てもいいが、デネブから直接見当をつけるズボラなさがしかたでもけっこううまくとらえら

れるはずだ。」

「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用


「はくちょう座のα星デネブの北東約7.5°にある中型の散開星団。肉眼でも、天の川の

中でぼんやり星雲状に見える。望遠鏡では、倍率を高くすると視野からはみ出してしまう。

双眼鏡ならば、十数個の星が三角形に集まっていることがわかり、散開星団の雰囲気を

楽しむことができる。」

「星空フィールド日記」浅田英夫著 より引用


「πの西25′のところにあり、全光度5.5等、径30'、星数25個の散開星団で、星粒が

明るく、まばらな星団です。7×50双眼鏡で全体がすっぽり入り、全体の形は三角形で、

星が飛び散ったという感じです。肉眼でぼんやり全体がかすんでみえます。」

「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用


 


cygnus Universe, space, galaxy photos and images gallery

(大きな画像)


「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用







双眼鏡で見る春の星空 双眼鏡で見る夏の星空

双眼鏡で見る秋の星空 双眼鏡で見る冬の星空

天体観測に適した小・中口径の双眼鏡

天体観測に適した大口径の双眼鏡

(映し出されるまで時間がかかる場合があります)

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