上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る夏の星空 M71(球状星団) 画像中央 や座。
距離・・・1300光年
![]() ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
![]() 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
663 百済が唐に滅ぼされる 668 高句麗が唐に滅ぼされる 668 (日本)天智天皇が即位 672 (日本)壬申の乱 711 サラセン人が西ゴートを滅ぼし、サラセン文化がヨーロッパに広まる 710 (日本)平城京に遷都 712 (日本)古事記ができる 726 東ローマ皇帝レオ3世が偶像崇拝禁止令を出す 750 サラセン帝国にアッバーズ朝成立、ウマイア朝滅亡 774 (日本)空海、生まれる。 |
![]() AstroArts 8世紀、地球はガンマ線バーストにさらされた? より写真・文とも引用 【2013年1月24日 英王立天文学会】 |
![]() ある淡い球状星団。双眼鏡や小型望遠鏡では、星を伴った淡い星雲のように見える。星団 中心に向かって星の密集度があまり高くないことから、M11のように散開星団かそれとも 球状星団かという論争が20世紀前半まであり、正体がよくわかっていなかった。 「Newton ニュートン別冊 メシエ天体のすべて」より引用 |
いう学者もいれば、非常に星が密集した散開星団であるという学者もいた。しかし今日で は、M71が非常に近くにある球状星団であることは疑いの余地がない。1万3000光年と いう非常に近い距離にあるため、これほど簡単に個々の星を分解して見ることができ、 遠くの球状星団に特徴的な高密の中心部が見えないのである。」 「メシエ天体カタログ」ステファン・ジェームズ・オメーラ著 より抜粋引用 ![]() な星座の中では目立たない存在です。しかし暗い星空の下で、はくちょう座とわし座の 間に注目すると、均整のとれた「矢」の形は肉眼でも意外とよくわかります。小型双眼鏡 を使えば、星座の星の並びを視界一杯はっきりと見ることができます。や座は天の川 の中にあるので、双眼鏡の視界には微光星がたくさん見えるのでとても賑やかです。 「メシエ天体 ビジュアルガイド」 中西昭雄・著 誠文堂新光社 より引用
にぎやかで、いつまで見ても見あきないほどです。その中でγ星とδ星のちょうど中間あた りにぼんやり丸い星雲状に見えているものがありますが、これが球状星団M71です。6cm に30倍くらいになっても星雲状の見え方にはあまりかわりありませんが、倍率を高くしてい くと周辺の微星がそろそろ見えはじめて、かなりまばらな球状星団ということがわかってき ます。」 「星座ガイドブック 春夏編」藤井旭著 より抜粋引用
星雲状。8p60倍で周辺の微星が見え始め、密集した大集団という感じが伝わってくる。こ のまばらな球状星団は、かつては最も密集した散開星団として分類されていたという。コウ モリのような集団だ。」 「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用
しやすい。しかも、すぐ南0.5°に散開星団H20(9.6等 10′ 20個 d)があっておもしろい ところだ。ついでにみておこう。さてM71は、口径5cmでは、あわい光のひろがりをみせる だけだが、口径10cmクラスなら密集した星の集団ということがはっきりわかるだろう。この 比較的まばらな球状星団は、かつて密集した散開星団(密集度g)とされていたのだが、ど ちらともとれるコウモリ星団だ。ところで、H20は暗くてあまりさえないのでそのつもりで・・」 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
径6′。5p10倍ぐらいで、小さな光のにじんだようにみえます。8cmでは、低倍率で小さな 光る雲のよう、高倍率でこの中に微星がうかびます。」 「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用
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Messier 71 - a Globular Cluster in the constellation Sagitta
「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)