上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る冬の星空・M46(下)、M47(上)(散開星団) とも座
距離・・・M46(5300光年)、M47(1550光年)
上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
今から5300年前の世界とは?(2011年基点) 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
前3500年頃 インダス流域へ農耕が伝わる 前3300年頃 アイスマンが氷に閉じ込められる 前3100年頃 シュメール人の都市国家(メソポタミア文明) エジプト文明 |
今から1550年前の世界とは?(2011年基点) |
395年 ローマ帝国が東西に分裂 5世紀の初め、ゲルマン人がヨーロッパ各地に建国 420年 宋、成立(南朝)(〜479) 439年 北魏が華北を統一(北朝) 476年 西ローマ帝国滅亡 485年 北魏の孝文帝が均田制を実施 486年 フランク王国建国 527年 東ローマ皇帝ユスティニアヌス大帝(〜565) |
M46 散開星団・・・双眼鏡で美しく眺められる散開星団・・・シリウスの東側、冬の天の川 の中に位置するまばらな星団。100個あまりの星からなり、双眼鏡で美しく眺められる。望遠 鏡で倍率を上げると、星団と共に惑星状星雲NGC2438が見えるが、この惑星状星雲の方 が星団より手前にあり、偶然重なって見えているだけである。 M47 散開星団・・・行方不明とされていた散開星団・・・M46のすぐ西側に隣あうように 位置する星団で、双眼鏡では同じ視野に見える。M47のほうが明るい星が多くまばらに見 えるのは、M46よりずっと近くにあるためである。メシエは当初この天体の位置を誤って登 録してしまったため、カタログに記載された位置に該当する星団が見つからず、しばらく行方 不明の天体とされてしまった。NGC2422と同じ、現在の天体と固定されたのは、およそ 160年後の1934年になってからである。 「Newton ニュートン別冊 メシエ天体のすべて」より引用 |
「双眼鏡を使って、シリウスの東側15°(こぶし一つと指2本)くらい、プロキオンといっ 「メシエ天体カタログ」ステファン・ジェームズ・オメーラ著 より抜粋引用 「そのとも座にはM46とM47というメシエ番号の付いた2つの散開星団があります。 両者はわずか1'.5ほどの間隔で並んでおり、低倍率では視界の中に2ついっしょに 見られます。このためM46とM47のペアは、ペルセウス座の『二重星団』に対し、 『冬の二重星団』あるいは『南天の二重星団』などともよばれます。M46の見かけの 大きさは20'、明るさは6.1等で、暗めの星が一様に広がったタイプの散開星団で す。(中略) M46は肉眼でもなんとなく星雲状に見ることができます。小型の双眼鏡 で観察すると冬の天の川をバックにM47と並んだ美しい様子を観察できます。大型 双眼鏡ではさらに見事な眺めです。 「メシエ天体 ビジュアルガイド」 中西昭雄・著 誠文堂新光社 より引用
「とも座は四つの星座のうちでもいちばん北にあるため“アルゴ船座”の中では最も見 「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用
「M46・・・M47の1.5°東にある散開星団。M47とともに南天の二重星団といったと 「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用
「M46・・・みのがせない星団だ。シリウスの東、冬の天の川の中に、M46とM47が 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
「シリウスからγ星の方へ1.5倍のばすと、肉眼でも2つの光芒M46とM47が天の川 「双眼鏡で星空ウォッチング」白尾元理著 より抜粋引用
「M47・・・光度4.5等の明るい散開星団で、径25’、星数50個。かなり広がっています。 「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用
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The Astronomy Connection Imaging: [TAC-imaging] Re: M46, M47 より引用
ハートレー彗星(画像中央よりやや左上)、M46(画像中央よりやや右上)、M47(画像中央よりやや下)
APOD: 2009 March 26 - Stars Young and Old
M46の中に浮かぶNGC2438(惑星状星雲)
APOD: 2012 April 3 - M46 and M47: Star Clusters Young and Old
「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)