2012年9月16日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) おとめ座のある「Arp 116」(写真はNASAより引用) 手前に見える巨大楕円銀河M60は5400万光年、遠くに見える渦巻銀河NGC 4647は6300万光年 地球から離れた位置にあります。 太陽の45億個分の質量を持つ巨大ブラックホールがある手前の楕円銀河は、直径が12万光年の 広がりを持ちますが、遠くの渦巻銀河の大きさは楕円銀河に比べると3分の2ほどです。 この形・色・サイズが全く異なる2つの銀河は、銀河の間で潮汐作用(海面の潮汐と同じ意味)があり、 たまたま同じ方向に見えるのではなく、互いに影響を受けている理想的な銀河のペアです。 ☆☆☆☆ 昨日、夜遅くなってから丹沢の菩提峠まで星を見に行きましたが、着くと1組のアベックが倒木に 座り流れ星を探していました。 挨拶をし双眼鏡を設営していると、アベックが「天体観測をしているのですか」と声をかけてきたの で、大きめの双眼鏡で星や星団を見てもらいました。 アベックが去ると、今度は2人の男性が来られ、地面にシートを敷いて流れ星を探していました。 今日は流星群が見られる日ではなかったのですが、このような人たちに出会うと何故か心が和ら ぎます。 暗闇で互いの顔などはっきりとわかりませんが、心が通じることに「顔が見える見えない」は関係 ないとつくづく感じました。 ☆☆☆☆ (K.K) |
APOD: 2012 July 20 - Moon Meets Jupiter
2012年7月21日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 画像省略 2012年7月15日、月と木星のランデブー(写真はNASAより引用) イタリアで撮られた、月と木星、そして木星のガリレオ衛星(ガリレオ・ガリレイによって発見された 木星の4つの衛星)。左から月、カリスト、ガニメデ、木星、イオ、エウロパが映っています。 ☆☆☆☆ (K.K) |
2012年7月14日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 回転花火銀河(写真はNASAより引用) もう直ぐ花火の季節になりますね。私の家のベランダからも厚木の「鮎祭り」の花火が見えるのですが、 直線にすると4キロ離れているので小さくしか見えません。 そんな時は双眼鏡の出番で10倍のものですと、この4キロが400メートルまで縮まりますので、迫力ある 花火の姿を見せてくれます。 ところで、写真の回転花火銀河(M101)ですが、皆さんがご存知の北斗七星の直ぐ近くにあります。 双眼鏡で何回か挑戦したのですが、やはり光害のない恵まれた空でないと無理のようでわかりません でした。 視力が超人的な人は双眼鏡など使わず、裸眼で見ることが出来ると言われていますが、それでも暗 い空でないと見えないと思います。 この銀河は地球から2300万光年離れたところに位置していますが、この頃地球はアルプス・ヒマラヤ 地帯などで山脈の形成が始まった頃です。 またテナガザルやゴリラなどに近い類人猿が生まれた時代です。 その頃に旅立ちしたこの銀河の光が、今地球に届いているんですね。 ハワイのマウナ・ケア(標高4200メートルで「すばる望遠鏡」など各国の天文台が設置してある)で、い つか満天の光を全身に感じたい、それは私の夢です。 きっとここでは回転花火銀河もその真の姿を見せてくれるのでしょう。 ただ、ハワイ先住民の文化は観光客のため商業化され、聖地や先祖が眠っている土地、そして先住民 の畑などが開発の名の下に破壊されてきました。 ハワイに行くとしても、ハワイ先住民が大切にしていた「マーラマ・アーイナ」(大地を慈しめ)の文化を感 じとる、そして間接的にも彼らの文化を傷つけない旅の仕方が求められているのかも知れません。 (K.K) |
APOD: 2012 June 16 - APOD Turns 17
2012年6月17日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 画像省略 このような銀河のケーキを贈られたらどんなに心弾むことか。 ☆☆☆☆ (K.K) |
2012年6月10日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 画像省略 本日(6月10日)の日の出です。 ☆☆☆☆ (K.K) |
2012年6月9日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 40億年後の地球 250万光年も離れているアンドロメダ座大銀河は時速40万kmで、天の川銀河に近づいてきています。 そして40億年後に天の川銀河に衝突します。 そのシュミレーションがこの画像ですが、40億年後の人類、いや人類も進化の過程の通過点だとすれば、 どのような生物がこの光景を目にすることが出来るでしょうか。 私たちとは全く異なる体つきをしているのか、またその心は何を感じているのか。 進化論が正しいにせよ誤りにせよ、何らかの方向性を生物は与えられているように感じるときがあります。 私は古代の人より現代人が科学の面で進化しているものの、自然と人、人と人の絆は逆に退化している ように思います。 与えられた方向性とは違う軌道を科学がとるとき、生物の取り囲む環境は物質的にも精神的にも混沌の 中に彷徨うことになるのかも知れません。 40億年後の生物、その生物は現在の混沌をさらに深めているのか、それともこのアンドロメダ座大銀河と 天の川銀河の衝突のように再び一つの身体になっているのか。 それを決めていくのは、現在の私たち一人一人なのかも知れません。 (K.K) |
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