上の画像は双眼鏡(倍率7倍の実視界約7°)で見る秋の星空・M31(アンドロメダ大星雲)、M32、M110(渦巻き銀河) アンドロメダ座。
距離・・・230万光年
上の画像は光害のない、そして透明感ある最高の星空を再現したものです ので、光害などが残るところでは実際にはこのように見えない場合があります。 |
今から230万年前の世界とは?(2011年基点) 遠い昔に船出した星の光は、今それを見ている人の瞳に 映し出され、そしてその心には何が刻まれるのでしょう。 |
アウストラロピテクス(猿人) 最初の人類とされる。 約250万?180万年前 - この頃、石器の使用がはじまった。 丹沢山地の大爆発(約250万年前)面積1万1750km2、降下火山灰のみの体積は2.8km3を超え、 火山爆発指数VEIは5。オルドヴァイ文化、オルドワン石器 約200万年前 - 伊豆半島が本州に衝突。 |
Australopithecus afarensis - Wikipedia, the free encyclopedia アウストラロピテクス (Australopithecus) は、哺乳類霊長目(サル目)ヒト科の絶滅した属であり、 化石人類の一群である。アフリカで生まれた初期の人類であり、約400万年前 - 約200万年前 に生存していた、いわゆる華奢型の猿人である。頑丈型の猿人(200 - 120万年前)は、以前は アウストラロピテクスに含めていたが、最近ではパラントロプスに分類することが多い。 特徴 身長は120cm台 - 140cm台くらいで、脳容積は現生人類の約35%の500cc程度であり、チンパ ンジーとほとんど変わらないが、骨格から二足歩行で直立して歩く能力を持つと考えられている。 姿形は直立したチンパンジーというイメージである。石器はほとんど作っていないと考えられて いるが、最後期の種 (アウストラロピテクス・ガルヒ) では原始的な石器を使っていたと考えられ ている。かつては猿人と呼ばれた。 アウストラロピテクス - Wikipedia より引用 Do you Dig the Cradle of Humankind? ≪ African Origins アウストラロピテクス・アフリカヌス(A・アフリカヌス、Australopithecus africanus)は初期のヒト科生物で ある猿人の一種。2〜3百万年前の鮮新世にいた。この種より古いアウストラロピテクス・アファレンシス と同様、A・アフリカヌスは体格がほっそりとしており、現代の人類の直接の祖先と考えられていた。 見つかった化石からすると、A・アフリカヌスの頭蓋骨は現代人と同様に大きく、脳の量も豊かであり、 アウストラロピテクス・アファレンシスよりも現代人と顔つきが似ていた。A・アフリカヌスが見つかったの は、南アフリカの4箇所のみである。タウン(1924年)、スタークフォンテイン(1935年)、マカパンスガット (1948年)、グラディスヴェール(1992年)である。 アウストラロピテクス・アフリカヌス - Wikipedia より引用 |
M31 渦巻銀河・・・わたしたちの銀河系に似た銀河・・・北半球から見える銀河としては最大 で、満月を六つ並べたほどの広がりがある。暗い夜空では肉眼でも小さな雲のように夜空に浮 かんでいる姿がわかるため、望遠鏡発明以前からその存在はよく知られていた。長い間、銀河 系の中の星雲として認識されていたが、アメリカのハッブル(1889〜1953)が1923年にM31の 中にある変光星を利用してその距離を見積もった結果、はるか彼方、銀河系の外にある天体だ ということがわかった。彼は、1929年にこの研究を発表し、この時から人類が認識する宇宙の スケールは一気に広がった。M31の近くには、M32、M110と二つの銀河が見えるが、いず れもM31の伴銀河で、将来はM31に衝突してしまうと考えられている。 M32 矮小だ円銀河・・・アンドロメダ銀河のすぐそばにある伴銀河・・・M31の中心より南側、 渦巻き腕に重なって見えている小さなだ円銀河で、中心が明るいため小口径望遠鏡でも観察し やすい。M31の北側に位置するM110と共にM31の伴銀河である。比較的老齢の星で構成さ れているだ円銀河だが、M32には球状星団が見つかっていない。また、惑星状星雲の存在が 確認されているにもかかわらず、星間ガスやダストに乏しく、星形成が行われている可能性が小さ い。これは、かつては大きなだ円銀河だったM32が、M31との接近遭遇によって、外側にあった 球状星団やガスがM31に吸いよせられてしまったと考えられている。 M110 だ円銀河・・・最後に追記されただ円銀河・・・M31の二つの伴銀河のうち、北西側に 見えるだ円銀河である。メシエは1773年にこの天体を発見したが、自身のカタログに加えようとし なかった。その理由は明らかでない。後年、メシエカタログに追記された天体はいくつかあるが、 1966年に記載されたこの天体が最後になる。 「Newton ニュートン別冊 メシエ天体のすべて」より引用 |
「M31は230万光年の距離にあって、肉眼でも見える最も遠い天体の一つである。ある程度 暗い空の下では、鎖でつながれたおとめのベルトあたり、アンドロメダ座ν星(4.5等)から西に 1°の場所に星雲状の霧でできたまゆのように見えるだろう。最も透明度の高い夜ならば、M 31は大きさ3°、つまり月の直径の6倍にもわたって広がっている。よい双眼鏡を使うと、銀河 の微細な構造まで見える。7×35の双眼鏡でも中心にある楕円構造を見ることができるだろう。 (中略) 双眼鏡では二つのM31の伴銀河、M32とM110も見ることができる。M32は少しふく らんだ8等星のように見え、M31の明るい縁に乗っているように見える。M32はM31の中心か ら南に0.5°、ほんの少しだけ東にずれたところにある。M110は少し大きいけれども、明るさ は同じくらいの楕円形のもやのような天体で、M31の中心から北西に37′のところにある。」 「メシエ天体カタログ」ステファン・ジェームズ・オメーラ著 より抜粋引用 「望遠鏡でよく見えるのは中心部分だけで、渦巻腕の部分は暗いので思ったようには見えま せん。M31の広がりを見るには、暗い夜空の下で大型双眼鏡を使うのが一番です。M31に はM32とM110という2つの伴銀河があります。ついM31に見とれて見過ごしがちになります が、これらも観察のよい対象なので見逃さないでください。M31本体を見た後、少し倍率を 上げて観察とよいでしょう。 「メシエ天体 ビジュアルガイド」 中西昭雄・著 誠文堂新光社 より引用
「M31・・・さて、この星座のハイライトはなんといっても私たちの銀河系のすぐ近くにある“も うひとつの銀河系”として有名なアンドロメダ座の大星雲M31でしょう。月のないよく晴れた晩、 β星ミラクから北へμ星ν星とたどってゆくと、ν星のさきになにやらぼうと青白く小さな雲の 一片のような淡い光芒を見つけることができます。これが210万光年かなたに浮かぶ二千億個 の星の大集団アンドロメダ座大星雲M31の姿なのです。肉眼でも見ることのできる銀河系外 星雲(小宇宙)といえば、このほかにさんかく座のM33がありますが、これはよほど空の暗い きれいなところで、位置をよく知ったうえで見ないとわかりません。だれの目にもたやすく見え るものとしてはこのM31ただひとつということになってしまいます。(中略) 双眼鏡でこの星雲 をながめたときぜひ注目していただきたいのがそのすぐそばにくっついている二つの伴星雲 M32とNGC205です。M31の伴星雲はこのほかにもいくつか知られていますが、双眼鏡で もはっきり見えるのはこのふたつだけで、M31の中心から26′ばかり南にあるふちのボケ た恒星像のように見えるのがM32で、NGC205は本体の中心から45′北西に離れたところ で小さな楕円形の光芒となってみえています。(中略) NGC205は1783年ウィリアム・ハーシ ェルの妹、カロリン・ハーシェルによって発見されたものです。もっとも、この方は1807年に出版 されたメシエのスケッチに「1773年メシエが観測した」と記してあり、メシエの発見の方が10年 早かったとされています。これによってNGC205をメシエ番号に加えてM110とよぶように提唱 している人もありますが、いまのところ正式には認められておりません。」 「星座ガイドブック 秋冬編」藤井旭著 より抜粋引用
「M31・・・天文ファンでなくても名前ぐらいは知っているといわれるほど有名な『アンドロメダ 大星雲』。とにかく明るくでかい。しかし市街地では、大口径をもってしても、中心部分の明る いところしか見えない。おなじみの写真のようなイメージで見るには、透明度の良いときに、 最高の条件へ出かけよう。20cmあれば渦巻き構造まで見えてくる。M32・・・M31の南西部 に寄り添うように光っている星雲はM32で、ぼけた球状星団といった感じ。また北西部に見 えるのがM110、正式にはNGC205で、楕円形の星雲状に見える。どちらもM31の伴銀河 である。」 「エリア別ガイドマップ 星雲星団ウォッチング」浅田英夫著 より引用
「M31・・・まさに大銀河である。オリオン座の大星雲とともに、肉眼でもみられる。M32と NGC205という露払いと、たち持ちをしたがえた、大横綱の貫禄十分といったところだ。 暗夜に肉眼でさがしてみよう。α〜δ〜βと3つたどり、βから直角にβ〜μ〜νと3つ たどったら、すぐその先にかんたんにさがせるだろう。肉眼でも、淡いガス状の光が、小 さな光点をつつんでいるようにみえるはずだ。双眼鏡ですでに長楕円形の渦巻銀河の雰 囲気を感じとれる。(中略) さすがの大銀河も、空の明るい町の空では、極端に貧弱に なる。ぜひ一度、暗黒の空でみるチャンスをつくってほしい。230万光年のかなたからやっ てきた光をみる感激、直径10万光年の渦巻きに2千億以上の恒星をもつ、わが銀河系に 匹敵する巨大な銀河の生の姿をみたいという感激などなど、じっくり時間をかけて、宇宙 の神秘をからだで味わってみたいものだ。天体写真とはちがった魅力が、あなたをとりこ にすることうけあいだ。M32、NGC205・・・どちらも、大銀河M31の伴銀河だ。M32は 口径5cmで、NGC205は口径10cmで、まるで、星に分解されない淡い球状星団のような 感じにみられるので、その気になってさがしてみよう。M32は大銀河の中心から25′南 に、NGC205は45′北西にある。アンドロメダの大銀河は、伴銀河が2つあることも、巨大 な渦巻き銀河であることも、わが銀河系にそっくりなのだ。ちょうど銀河系を鏡にうつして みているようなもので、事実、この鏡にうつったわが姿をみて、私達は銀河系(自分自身) のことをいろいろ教えられたのだ。」 「ほしぞらの探訪 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡による」山田卓著 より引用
「双眼鏡では、満月の数倍もある楕円形の光芒に見えます。中心部は明るく、私の住ん でいる東京の真ん中でも澄んだ秋の夜半には、4.2cmの双眼鏡でもかすかに見えるほど です。高山などではさぞかし立派だろうと期待したくなりますが、そのような場所でも外側 の暗い部分まで見えるだけで楕円形のぼんやりした光芒であることに変りありません。 4.2cmの双眼鏡ではM31の中心から北西1°にきわめて淡いNGC205が星雲状に、ま た南0.5°にはM32が暗い恒星状に見えます。写真のイメージよりもずっと外側に感じる のは、人間の目ではM31の中心部の光しか捕えられていないためです。付近の恒星の 位置をたよりに確認して下さい。」 「双眼鏡で星空ウォッチング」白尾元理著 より抜粋引用
「メシエ目録の31番目、これが『アンドロメダの大星雲』とよばれています。αから出た星 の配列はδ、βとつらなり、さらにβからは直角方向にμνをつれねますが、このνに近 く、ぼうとした星雲の姿が肉眼でもはっきりみられます。オペラグラスでも長円形がわかり、 7×50双眼鏡になると、さらに中心部の明るいところまではっきりしてきます。8cmぐらいで 腕がみえるという人もあり、10cmでは腕1本と2°ばかりのぼうぼうとしたひろがりと明暗が はっきりするともいいます。この大星雲には伴星雲が二つあり、M32とNGC205ですが、 これは大星雲の中心部から24'南にあって、7×50双眼鏡では月のない夜、条件さえよけ れば小さなにじんだ9等級の星のようにみえる人もあるでしょう。大星雲の全光度4.8等、 径160'×35'で、160'といえば満月の視直径が30'ですから、なんと満月の5倍あまりという ことになります。しかしこんなに大きくても小口径でみえるというわけではありません。」 「四季の天体観測 肉眼・双眼鏡・小望遠鏡で」中野繁著 誠文堂新光社 より抜粋引用
|
APOD: 2017 January 4 - Clouds of Andromeda
APOD: 2016 August 17 - Meteor before Galaxy
M31と2016年8月のペルセウス流星群の流れ星
APOD: 2014 July 30 - M31: The Andromeda Galaxy
APOD: 2015 August 30 - M31: The Andromeda Galaxy
APOD: 2012 May 18 - GALEX: The Andromeda Galaxy
APOD: 2012 October 24 - NGC 206 and the Star Clouds of Andromeda
アンドロメダ銀河の腕の中にある青く輝く星団NGC206。この星団は
生まれてから1000万年未満の若い星々で、幅が約4000光年あります。
下の写真もNGC206が、中央やや上に写っています。
APOD: 2014 September 25 - NGC 206 and the Star Clouds of Andromeda
(大きな画像)
APOD: 2006 December 28 - Moon Over Andromeda
APOD: 2013 September 26 - M31 versus M33
M31(左の銀河)とM33(右の銀河) (大きな画像)
M31-M32-M110 December 20 2009 Amateur Astronomy Picture of the Day - Astronomy.FM より引用
APOD: 2018 January 8 - Clouds of Andromeda
APOD: 2012 June 4 - Milky Way Galaxy Doomed: Collision with Andromeda Pending
アンドロメダ銀河と天の川銀河の衝突
2013年2月3日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) アンドロメダ銀河(写真はNASAより引用) 実はこれは「スター・ウォーズ」の暗黒の世界なのじゃ・・・・じゃなくてハーシェル宇宙望遠鏡が赤外線で捉えた アンドロメダ銀河の姿なのじゃ。 前にもこのアンドロメダ銀河は40億年後、天の川銀河に衝突すると書いたけど、それよりずっと前に太陽はど んどん膨らみ地球も灼熱の世界になっているから、人類はドラえもんの「どこでもドア」を発明してどこか遠くの 星に移り住んでいるかも知れない。 でもアンドロメダと天の川が衝突したらどうなってしまうんだろう。うるわしきアンドロメダ姫に出会えるんだろうか、 そして織姫と彦星の運命はどうなってしまうんだろう。 僕の予想では織姫と彦星は何千年も待った夢をやっと叶えることが出来ると思うけど、いざ一緒になったら「こ んな人とは思わなかった」なんて「スター・ウォーズ」のような戦いの場にならないとも限らない。 さて現実的に銀河同士が衝突したら地球の、太陽系の運命はどうなってしまうのだろう。 もし太陽を「スイカ」と同じ大きさと考えたら、なんと、たとえ衝突しても広い太平洋に「スイカ」という太陽が3個し か浮いていないほど宇宙空間はスカスカのままなんだ。これじゃいくら他の銀河が天の川に衝突したとしても、 星と星がぶつかるなんてゼロに等しいよね。ちなみにこの「スイカ」のネタは先に紹介した「宇宙を感じる七日間」 から盗み取ってきました。 さて、この銀河には不思議な秘密がある。それは銀河の中心近くで回っている星と、銀河の端っこで回ってい る星の公転速度が同じということなんだ。 うーん、わからないな。だって太陽の近くにある水星と遠くにある海王星の速度は9倍くらい違うんだよね。遠く の星ほど太陽の引力が弱くなり公転速度も遅くなる。銀河系だって、中心から遠くに離れた星ほど速度が遅く なるんじゃないの? この問題は天体物理学者を毎夜悩ませてきたけど、その時に彼らの夢に出てきたのが映画「スター・ウォーズ」 だったんだ。暗黒物質、ダークエネルギー、やっぱり「スター・ウォーズ」は偉大だよね。じゃなくていろいろな観測 結果からそのような存在を考えないと、つじつまが合わないようなんだ。 実際に銀河全体や宇宙に暗黒物質やダークエネルギーが満ちていたとしたら、水星も海王星も何故同じ公転 速度にならないのか不思議だけど、でももっと不思議なことは宇宙が速度をあげながら膨張している事実など が観測されていることなんだ。え? 速度を上げながら? そんな馬鹿な。 ちなみに厚木に住む世界的に有名な異端の宇宙学者・古賀博士によると、暗黒物質やダークエネルギーでは ない別の可能性があるとの話だけど、博士から聞いた話は全て「吐かせ」て正気に戻すことが学会、じゃなくて マンションの自治会では慣例になっているようだから無視するのが一番だろうね。 まだまだ宇宙ってわからないことだらけだよね。でも知的に宇宙・世界の真理に迫ることは、神や創造主を感じ ることとは別次元のような気がする。 人類は「知性の進化」ではなく、ただ単に「知の継承」で現在のような文明を築きあげたかも知れないし、逆に 幸せを感じる世界からどんどん離れていっているような気がする。 あーもう頭が痛くなってきた。もうここは布団に入って映画「ブラザーサン・シスタームーン」の夢を見るしかない。 |
2012年11月15日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 (大きな画像) 惑星状星雲「フレミング1」(写真はヨーロッパ南天天文台よりら引用) 惑星状星雲とは老いて膨張した恒星がその外層を放出して出来たガスのとばりで、私たちの太陽も今から約63億年後に 赤色巨星を経て惑星状星雲になります。。 私たちの太陽は、誕生から現在まで30パーセントほど明るさを増していると考えられていますので、地球の生物は10億年 後(23億年後という説もあります)には高温のため生存できる環境を失ってしまいます。 アンドロメダ銀河が私たちの天の川銀河に衝突する40億年後、地球ではこの壮大な光景を目にする生き物はいないで しょうが、天の川銀河のどこかに生き延びた人類が触れることができるかもしれません。 夜、いつ超新星爆発をしてもおかしくないオリオン座のベテルギウスの赤い光を浴びながら、「その瞬間に立ち合わせて 欲しい」とお願いしてきましたが、私たちの単調と見える一日一日も実はこのような神秘の連続かもしれませんね。 話を戻しますが、写真の惑星状星雲「フレミング1」が何故このように綺麗なS字ジェットを持つのか謎とされていました。 今年11月8日公開されたヨーロッパ南天天文台の観測結果によると、この惑星状星雲の中に、星の最後の姿である高温 高密度の白色矮星が2個(連星)あることがわかりました。 そしてこの2個の白色矮星が互いを僅か1.2日周期で公転することがわかり、この連星の働きによりこのような綺麗S字 ジェットが生まれたと考えられています。 惑星状星雲という星の最期の姿、その姿はどれも荘厳な気持ちを抱かせてくれます。 |
2012年6月9日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 40億年後の地球 250万光年も離れているアンドロメダ座大銀河は時速40万kmで、天の川銀河に近づいてきています。 そして40億年後に天の川銀河に衝突します。 そのシュミレーションがこの画像ですが、40億年後の人類、いや人類も進化の過程の通過点だとすれば、 どのような生物がこの光景を目にすることが出来るでしょうか。 私たちとは全く異なる体つきをしているのか、またその心は何を感じているのか。 進化論が正しいにせよ誤りにせよ、何らかの方向性を生物は与えられているように感じるときがあります。 私は古代の人より現代人が科学の面で進化しているものの、自然と人、人と人の絆は逆に退化している ように思います。 与えられた方向性とは違う軌道を科学がとるとき、生物の取り囲む環境は物質的にも精神的にも混沌の 中に彷徨うことになるのかも知れません。 40億年後の生物、その生物は現在の混沌をさらに深めているのか、それともこのアンドロメダ座大銀河と 天の川銀河の衝突のように再び一つの身体になっているのか。 それを決めていくのは、現在の私たち一人一人なのかも知れません。 (K.K) |
2012年2月2日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 |
「フラムスチード 天球図譜」恒星社編 より引用
(映し出されるまで時間がかかる場合があります)