未来をまもる子どもたちへ



2013年6月7日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。



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バタフライ星雲(惑星状星雲 NGC6302)(写真はNASAより引用)



惑星状星雲は恒星が死の間際に膨張し、ガスを放出する姿のことですが、まるで宇宙空間を羽ばたく

蝶のようですね。



この星雲は「さそり座」の近く、地球から約3800光年離れたところにありますが、この恒星のガスの

放出は、2200年にわたり時速96万キロ以上の速さで広がりつつあるようです。



私たちの太陽も約63億年後に、赤色巨星から惑星状星雲になっていきますが、気が遠くなる未来ですね。



未来で思うのですが、現生人類(今の私たち)の寿命ってどのくらいなのかと考えたことがありました。



と言いますのも、現生人類が進化の最終段階であると断言することは誰もできないと思ったからです。



1万2000年前まで生きていたフロシエンシス(「指輪物語」で登場するホビットに例えられる)は約6万年、

現生人類が出現する前のネアンデルタレンシスは約30万年、ネアンデルタール人と現生人類の最後の

共通祖先ハイデルベルゲンシスは40万年の寿命を持っていました。



私たち現生人類がアフリカで誕生したのは約20万年前と言われていますが、たとえどの地点に現生人類

が置かれていても、私たちは今ここに生きている、ことは揺るぎない事実なのかも知れません。



地球上に生命が誕生して以来、多くの生命がそうであったように。



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2013年5月19日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。



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滝とオーロラと天の川(写真は他のサイトより引用)。


2012年12月、アイスランドのゴーザフォス(Godafoss)滝と、上空に広がるオーロラと天の川。

この写真は第4回国際地球と空の写真コンテストで、「美しい星空」部門の第1位に輝きました。

いつかこのような場所で、夜空やオーロラを見ながら夜明けを迎えたいです。

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2013年3月31日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した映像です。




国際宇宙ステーションからの映像。

前半の地球の夜景は、まるで地球が火に包まれ悲鳴をあげているように感じましたが、後半のオーロラの映像は、

この燃え盛る地球を優しく癒す光に見えてしまいました。







2013年3月23日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。




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ドイツ・ホーエンツォレルン城とパンスターズ彗星(写真はNASAより引用)

1週間前の3月15日に撮られた写真です。

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2013年3月18日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。





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フランス・アレシアで3月13日に撮られたパンスターズ彗星(写真はNASAより引用)



アレシアは、紀元前52年のローマ軍とケルトのガリア族との戦いの場所で、現在はアリーズ・サント・レーヌ

と呼ばれています。



ローマ軍との戦いに敗れたガリア族の指導者ヴィルサンジェトリクスは、他のガリア人たちの助命を願い、

ただ一人カエサルの前に投降しました。彼はローマに連行され6年後に処刑されますが、19世紀フランス

皇帝ナポレオン三世がアレシアの遺跡を発掘し、この丘にヴィルサンジェトリクスの像を建てることになり

ます。



20歳前後で族長になったヴィルサンジェトリクスは、ガリア諸部族(ガリア人[ガリアのケルト人]諸部族)を、

対ローマ統一部隊としてまとめ上げた優れた指導者であり、近代まではフランス最初の英雄、ガリア解放の

英雄とされていました。



ジャンヌ・ダルク、インディアンのテクムセ(テカムシ)、日本の天草四郎を思い起こさせます。






2013年3月3日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。




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ロシア、チェリャビンスクの隕石雲と夜明け(写真はNASAより引用)



チェリャビンスクはカザフスタンとの国境に近い町で、記憶に新しい隕石が落下した所です。



この写真は隕石が落下した2月15日に撮られたものですが、ミアス川からの水蒸気が霧を

発生させ、太陽の光を淡く包んでいます。



そして上空には隕石の表面が蒸発や飛散することによって発生した隕石雲が太陽の光を

受けています。



衝撃的な映像とは異なり、この写真には静寂が宿っています。



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2013年2月3日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 



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アンドロメダ銀河(写真はNASAより引用)



実はこれは「スター・ウォーズ」の暗黒の世界なのじゃ・・・・じゃなくてハーシェル宇宙望遠鏡が赤外線で捉えた

アンドロメダ銀河の姿なのじゃ。



前にもこのアンドロメダ銀河は40億年後、天の川銀河に衝突すると書いたけど、それよりずっと前に太陽はど

んどん膨らみ地球も灼熱の世界になっているから、人類はドラえもんの「どこでもドア」を発明してどこか遠くの

星に移り住んでいるかも知れない。



でもアンドロメダと天の川が衝突したらどうなってしまうんだろう。うるわしきアンドロメダ姫に出会えるんだろうか、

そして織姫彦星の運命はどうなってしまうんだろう。



僕の予想では織姫と彦星は何千年も待った夢をやっと叶えることが出来ると思うけど、いざ一緒になったら「こ

んな人とは思わなかった」なんて「スター・ウォーズ」のような戦いの場にならないとも限らない。



さて現実的に銀河同士が衝突したら地球の、太陽系の運命はどうなってしまうのだろう。



もし太陽を「スイカ」と同じ大きさと考えたら、なんと、たとえ衝突しても広い太平洋に「スイカ」という太陽が3個し

か浮いていないほど宇宙空間はスカスカのままなんだ。これじゃいくら他の銀河が天の川に衝突したとしても、

星と星がぶつかるなんてゼロに等しいよね。ちなみにこの「スイカ」のネタは先に紹介した「宇宙を感じる七日間」

から盗み取ってきました。



さて、この銀河には不思議な秘密がある。それは銀河の中心近くで回っている星と、銀河の端っこで回ってい

る星の公転速度が同じということなんだ。



うーん、わからないな。だって太陽の近くにある水星と遠くにある海王星の速度は9倍くらい違うんだよね。遠く

の星ほど太陽の引力が弱くなり公転速度も遅くなる。銀河系だって、中心から遠くに離れた星ほど速度が遅く

なるんじゃないの?



この問題は天体物理学者を毎夜悩ませてきたけど、その時に彼らの夢に出てきたのが映画「スター・ウォーズ」

だったんだ。暗黒物質、ダークエネルギー、やっぱり「スター・ウォーズ」は偉大だよね。じゃなくていろいろな観測

結果からそのような存在を考えないと、つじつまが合わないようなんだ。



実際に銀河全体や宇宙に暗黒物質やダークエネルギーが満ちていたとしたら、水星も海王星も何故同じ公転

速度にならないのか不思議だけど、でももっと不思議なことは宇宙が速度をあげながら膨張している事実など

が観測されていることなんだ。え? 速度を上げながら? そんな馬鹿な。



ちなみに厚木に住む世界的に有名な異端の宇宙学者・古賀博士によると、暗黒物質やダークエネルギーでは

ない別の可能性があるとの話だけど、博士から聞いた話は全て「吐かせ」て正気に戻すことが学会、じゃなくて

マンションの自治会では慣例になっているようだから無視するのが一番だろうね。



まだまだ宇宙ってわからないことだらけだよね。でも知的に宇宙・世界の真理に迫ることは、神や創造主を感じ

ることとは別次元のような気がする。



人類は「知性の進化」ではなく、ただ単に「知の継承」で現在のような文明を築きあげたかも知れないし、逆に

幸せを感じる世界からどんどん離れていっているような気がする。



あーもう頭が痛くなってきた。もうここは布団に入って映画「ブラザーサン・シスタームーン」の夢を見るしかない。







2013年1月30日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。


ニュージーランドのヴィクトリア山展望台からの満月

大きな月が昇り、それに魅入る人々の息づかいと背景の音楽に心奪われました。


APOD: 2013 January 30 - Full Moon Silhouettes






2013年1月26日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。





☆☆☆☆



博学な天文学者の話を聞いたとき、

証明や数学が私の前に表にして示されたとき、

それらを足したり引いたり測ったりする表や図が示されたとき、

講義室で拍手かっさいを受けている天文学者の講義を聞いているとき、 



私はすぐに疲れていやになってしまい、

立ち上がって、ぶらぶら歩くために出て行き、

湿気を含んだ神秘的な夜の空気のなか、ときどき

完全な沈黙のなかで、星々を見上げた。



ウォルト・ウィットマンの詩



☆☆☆☆



「宇宙を感じる七日間」宮本延春・著は、このウィットマンの詩を思い出させてくれる魅力ある

文献です。



著者は小学生のときにいじめで学校嫌いになり、中学卒業後は大工見習いとして就職しますが、

若くして両親と死別し天涯孤独となります。しかし23歳のとき、アインシュタインのテレビ番組を

きっかけに物理学に興味を持ち、定時制高校へ進学、27歳で名古屋大学に合格し9年間物理

の研究に没頭し、その後は母校の高校で教師となった方です。



著者が語る宇宙は、数式が全くありません。本書に書かれてあるのは、宇宙を知ることは自分

を知ること、そしてそれを知った時、違った視点で自分を眺められる力を手に入れることです。



本書で書かれている宇宙の神秘さ、それは私たち一人一人の中にも、宇宙と同じ神秘が宿っ

ていることを思い出させてくれます。



それは著者自身がそうであったように悩んでいる人にも向かって放たれ、生きる上での多くの

ヒントを与えてくれています。



本書は宇宙を身近に感じたい方に限らず、多くの若者に読んでもらいたい本です。



以下、本書より抜粋引用します。



☆☆☆☆



地球は、宇宙を駆けめぐる宇宙船《地球号》で、とても静かな乗り物って言えるかも知れないね。

ちなみに公転は、1年かけて太陽を中心に一周しているけど、この公転のスピードは自転よりも

早くて、時速10万7280キロメートルというスピードで、さっきの青森から鹿児島までなら、たった

46秒で到達できる速さなんだ。



でもね、もっと言うと、太陽も銀河という星の集まりの中にあって、その銀河の中を運動している

んだよ。そのスピードは、これまでと同じように比較すれば、青森から鹿児島まで約6秒で到達で

きる速さなんだ。車でいくのと比べれば、エンジンをかけている間に着いてしまうくらいだね。さら

にね、この銀河も銀河群という集まりの一部になっていて、それぞれがまた動いているんだ。



なんだか、たくさん動いているから、自分がどこにいるのか分からなくなりそうだよね。おもしろい

ことは、キミの家も、この国も、地球も、宇宙という大きなスケールで見たときに、同じ場所に存在

し続けることはなく、常に動き続けているってことなんだ。



毎年、春を迎えるけど、地球が同じ場所で春を迎えることは、ないのかもしれないね。別の解釈を

すれば、動き続けているから変れるのかもしれない。川の水は留まれば腐り、空気の流れが無け

れば風もおきない。万華鏡ですら、動きが無ければ、その魅力は激減してしまうよね。人のココロ

も動いて感じることで、《感動》が生まれるのなら、動くってとっても大切なことかもしれないね。



☆☆☆☆






2013年1月25日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。



(大きな画像)

明後日は満月ですね。(本日自宅にて撮影)

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