未来をまもる子どもたちへ



2013年12月29日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿したものです。

ノルウェーで撮影されたオーロラの数々。流れている音楽にもひかれますが、エンヤと同じくケルトの息吹を感じてしまいます。



http://vimeo.com/21294655


音楽はLisa Gerrardの "Now We Are Free"...Lisaはアイルランドの血筋だそうです。






2013年12月5日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿したものです。




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今年の9月に発見されたばかりのラブジョイ彗星(写真はNASAより引用)



彗星の左側に映っている渦巻き銀河は、北斗七星近くの「りょうけん座」にあるM63です。天の川銀河と同じ大きさを持つと言われて

いますが、実際にこのような神秘的な姿を近くで見てみたいものです。




 

2013年12月、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。


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本日12月5日の夜明け(5時58分〜7時01分)の光景です。

夜明け前、「かんむり座」の近くに位置しているラブジョイ彗星を、双眼鏡で見つけようと

したのですが、薄い雲が出ていたためか、4等級という暗さのためか存在を視認するこ

とはできませんでした。都会では無理なのかな。


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2013年11月10日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。



APOD: 2013 November 9 - Comet Lovejoy with M44



地球に近づきつつあるアイソン彗星(写真はNASAより引用)



肉眼でも見えるだろうと予測されているアイソン彗星。太陽最接近(11月29日)まであと19日だそうですが、

予想通り見ることが出来ればいいですね。



写真の右側の星の星団はプレセペ星団(M44)と呼ばれています。



中国では青白い人魂のようで不気味な存在と映っていたようですが、イギリスでは「蜂の巣」と呼び、インド

では釈迦が生まれた時に、月がこの星団の星座(かに座)に位置していたというので、とても崇められてい

るようです。



M44までの距離は約577光年。ジャンヌ・ダルク、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロなどが脚光を浴びた

時代に、この星団から船出した光が今、地球に届いています。



かに座は冬の大三角の一つ、こいぬ座のプロキオンの近くにあります。






2013年10月23日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。





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探査機カッシーニが捉えた土星の姿(写真はNASAより引用)

昨日と本日の夜明けは曇りでした。



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かつて誰も見たことがない、上から見た土星の姿。



この上から見た土星の写真も、このような姿になるであろうことは、たとえ実際に見えなくとも頭の中で思い

描くことはできる。



自分から見えない地点や視点を、想像力で補うことができるからなのだろう。



人類が持っている秀でた想像力や推理力、その力を良きことにも悪しきことにも利用してきた。



この力をどう使うか、視線が見つめる方向性と共に、自分とは異なる視点を吸収しやすい子供の柔軟さが

同じように必要不可欠なのかも知れない。



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土星の環は1000分の1ミリから数ミリというとても小さな氷の粒子から成り立っているそうです。



小学卒業時の記念文集に、好きな言葉として「ちりも積もれば山となる」と生意気なことを書いてしまいまし

たが、この美しい土星の環に接すると忘れかけていたこの言葉を思い出してしまいます。







2013年10月14日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。




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本日14日のお月様と17時頃の光景です。


一年前に九州から母が来たとき、双眼鏡で木星の衛星たち(ガリレオ衛星)を見てもらったが、これらの配列が

裸眼でも見えていると言った。



83歳になる母の視力がどれほどのものなのか詳しくは知らないが、双眼鏡で確認できる衛星の配列が、何も

使わない裸眼で見えるとは信じられず耳を疑った。



ただ、中国の斉の天文学者・占星術師の甘徳が、ガリレオが望遠鏡で木星の衛星を見つける遥か2000年も

前(紀元前364年)に木星の傍らにこれらの星があることを記録していることを考えると、人類の歴史上、名は

知られていない沢山の人の目に見えていたのかも知れない。



月のクレーター、これも双眼鏡でないと確認できないが、木星の衛星と同じで、月にはでこぼこしたものがある

と見ていた人もいたのだろう。



科学の進歩により今まで見えなかった実体が明確にわれわれ人類に映し出されつつある一方、心はどう変化

しているのだろう。



今日は双眼鏡で月を見ながら、その光に吸い込まれてしまっていた。



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2013年9月5日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。



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日没前の太陽の赤い光を受けた積乱雲(写真はNASAより引用)



本日(9月5日)の夜明けは、激しい雨と雷でした。



今年6月、カナダ・アルバータ南部で撮影された雷雲ですが、遠くからでは美しく見える景色でも、

この雲の下は、激しい雨と雷だろうと思います。



私のパソコンも不安定な状態が続いていますが、6年経つと何かしら傷んできますね。







2013年8月13日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。



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2013年8月13日、カナダ・オンタリオ州で撮影されたペルセウス座流星群(写真はNASAより引用)



私が住む厚木では流星群は雲で見えませんでしたが、古代の人はどんな想いで夜空を見上げて

いたのかなと想像することがあります。人類は夜空の星や天の川を通して、この世界とは異なる

世界があるのではと感じていたのかも知れません。



古代の人は天は3、7または9つの層があると信じ、その世界観がシャーマニズムの土台となって

いきます。



天の北極(世界樹)の周りを、太陽、月、彗星、惑星・星たちが異なる動きをしているのを見て、

天には幾重にも層があると思ったのも当然かも知れませんが、たとえその世界観が科学で否定

されようとも、彼ら古代の人が目を天へと向けつづけた視線。



その視線という方向性から産み出されたものは、宇宙創生から私たちを突き動かしている大い

なる力の輝きを宿した一つの形なのかも知れません。







2013年8月8日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。



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クリスマスツリー星団、「円錐星雲」「NGC2264」を含む(写真はNASAより引用)。



この画像を右に倒すと、まるでクリスマスツリーに見えることからクリスマスツリー星団と呼ばれていますが、この

星団に見られる赤色は塵の反射だけでなく、星の光で電離した水素ガスからの発光と言われています。



立てたクリスマスツリーのてっぺんには謎に満ちた「コーン(円錐)星雲」が見え、中央の最も明るい星(変光星)

の下には「狐の毛皮星雲」がありますが、私はオオカミの顔や体を想像してしまいました。



赤い星雲に散らばる明るい星(100個以上)の星団は「NGC2264」と呼ばれていますが、オリオン座近くにある

「いっかくじゅう座」にあるこれらの星雲や星団は、地球から2500光年の距離にあります。



2500年前と言うと、お釈迦様や老子が生まれた時代のようですね。







2013年8月4日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。



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おおぐま座にあるNGC3718(中央)とNGC3729(右)の銀河の姿です(写真はNASAより引用)。



この写真は、2013年デイヴィット・マーリン天体写真競技会で優勝作品として選ばれたものですが、深海に住む

生命の鼓動のように見えてしまいました。



中央の銀河NGC3718は地球から約5200万光年離れていますが、右の銀河NGC3729と重力による相互作用を

していると考えられています。



NGC3718の直ぐ上に見えるのがコンパクト銀河群HCG56で、地球から約4億光年離れており、たまたま同じ

方向に見えるだけで異なる位置にあります。



5200万年前というとヨーロッパ大陸がまだ小さな島々に分かれていた時代で、4億年前というと生物の大量絶滅

があった時期ですが、地球の近く(6000光年以内)で起きた超新星爆発の影響により大量絶滅が起こったとの

説があります。



そんな大昔の光が今、地球に届いていることを思うと、不思議な気持ちになります。







2013年7月28日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。



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土星の四季(写真はNASAより引用)



土星の自転軸は傾いているので、地球と同じように土星にも四季がありますが、土星では一つの季節

が7年も続きます。



一番下の画像は1996年撮影のもので、輪が真横に近い状態のもので、地球からでは土星の輪が見づ

らくなります。一番上の画像は2000年撮影のものです。



現在の土星は画像の真ん中の形に似ていますが、これから2016年にかけて土星の輪はもっとはっきり

見えていくようです。




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2013年6月19日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 



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オレゴン州クレーターレイクに広がる、天の川と大気光(写真はNASAより引用)



写真の中央に広がる湖はクレーターレイクと呼ばれ、最深597mでアメリカでは最も深い

(世界では7番目)湖です。



今から40万年前にマザマ山は火山として誕生し、高さ3400mにも達しましたが紀元前

4860年頃、マザマ山は大噴火し頂上が760〜1000mも崩落してしまいます。



この崩落により巨大なカルデラが出来、それが現在の湖となりますが、大噴火と崩落を

目撃した当時のインディアンは伝説という形で後世の人たちに伝えてきました。



富士山に例えると7合目まで崩落してしまうのですから、マザマ山の大噴火が如何に

すさまじいものであったのか、そして人びとが如何に驚愕したのかを想像できそうです。



真ん中の小さな島が摩周湖と似ていますが、不思議なことに摩周湖もマザマ山と同じ

時期の大噴火(7000年前)によって出来たカルデラ湖です。



アイヌの方々は摩周湖のことを「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と呼びますが、

「クレーターレイク」近くのインディアンの人びとの伝説では、地の世界と天の世界の

戦いの場でした。



空に広がる緑の大気光、オーロラのような美しさですね。






2013年6月25日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 



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卵を見守るペンギン(写真はNASAより引用)



数億年前には普通の渦巻き銀河であった中央の銀河(NGC 2936)が、下の巨大な楕円銀河

(NGC 2937)に近づきすぎ、重力相互作用によってその姿を変えてしまいました。



この2つの銀河は、まるでイルカか、卵を守っている鳥やペンギンのように見えますが、現在

これらの銀河は約3億光年離れていると考えられています。



この2つの銀河はArp 142として知られていますが、10億年後には一つになってしまうようです。



画像上に明るく輝く星、この星の上に広がる青い銀河は、うみへび座の方向約2億3000万光

年離れた所にある銀河「UGC 5130」です。



昨年、ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影され、今年の6月20日に公開されたものです。



衝突する銀河、この銀河を旅することが出来たら壮大な眺めが目に映ることでしょうね。





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