Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)
AllPosters |
AllPosters |
私自身、インディアンに関する情報に精通しておりません。出来ましたら 皆さんがご存知の情報を教えて頂けたら幸いに思います。そしてこのよ うな情報が限られた人の中でしか知ることが出来ない現状を省みる時、 どんな些細な情報でも教えていただけることを願っています。多くの方達 がインディアンを代表する先住民族の叡智に触れ、新たな視点で生きる ことを願わずにはいられません。どうかよろしくお願いします。
|
「世界放浪徒然草」 http://www.kentoitoh.com/ Facebookページ:http://www.facebook.com/samuraiboukenka 世界各国を旅すると共に日本文化の素晴らしさを改めて実感した伊藤さんのサイトです。 伊藤さんはアイヌの長老、インディアンの長老から教わり、それを自分の言葉で紹介し ようとしています。まだこのサイトは出来て間もないですが、多くの出会いを通して得られ た言葉や感性豊かな写真が掲載されています。これからますます充実していくことを願っ ています。 伊藤研人さんのFacebookページ http://www.facebook.com/kento.itoh |
2012年6月22日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。 FB友達の伊藤研人さんと(4月原宿にて) 眼光鋭いと感じる人はそうはいませんが、伊藤さんはそんな若者でした。 大学を卒業してニュージーランドのバナナ園での過酷な労働、そしてオーストラリアでダイビング のインストラクターを経験して日本に帰ってきたばかりの時にお会いしました。 現在はアイヌの文化に触れつつ、これからインディアンを訪ね、その後ガラパゴス諸島でダイビ ングの仕事をしながら将来の目標に突き進もうとしています。 彼の凄いところはその行動力と共に、日本・世界のことを真剣に考えている純粋な気持ちです。 その気持ちに私自身何か圧倒されてしまったように思います。 私も若い頃は夢に向かって生きていましたが、彼を見ていると、おいらもこのままじゃ駄目だと 教えられたような感じがします。 大きな夢に向かって羽ばたく彼が次にどんな姿を見せるのか楽しみにしています。 (K.K) |
NHKラジオ第2放送で「アメリカ先住民から学ぶ その歴史と思想」が 2011年10月から12月まで毎週放送されます。 |
「NHKカルチャーラジオ 歴史再発見 アメリカ先住民から学ぶ―その歴史と思想」 阿部珠理 著 NHK出版 本書「アメリカ先住民から学ぶ その歴史と思想」はインディアンの全体像を理解 する上で最も優れた文献の一つになるだろう。著者の先住民に対する造詣の深さ と長年のフィールドワークを通して、インディアンの歴史と思想の核心に迫っていく 本書はアメリカ先住民とは、アメリカ・インディアンとは何かと知りたい人にとって先 ず読んでほしい文献であり、多くの発見をもたらしてくれる。私自身、阿部珠理さん が今までに出版した文献から多くのものを発見し学んできたが、それは本書におい ても平衡感覚に優れた著者ならではの輝きが宿っている。尚、本書はNHKラジオ 第2放送で2011年10月から12月の毎週12回にわたって放送される。 筆者が長年フィールドワークを行うサウスダコタ州のラコタ・スー族は、典型的な 最貧部族であるが、調査を初めて以来約二〇年、冬は零下二〇度に達する保留地 で、凍死者や餓死者の報告に接したことがない。翻って、先進国の一員として物質 的繁栄を謳歌してきた日本では、孤独死や餓死のニュースは、今や珍しくはない。 ここから私たちは、先住民社会の「貧しさの中の豊かさ」と日本社会の「豊かさの中 の貧しさ」を読み取ることができるかもしれない。 この講座では、アメリカ先住民の過去から現在までの歴史を繙き、その社会と文化 の劇的な変容をさまざまな事例から学ぶとともに、その変容の引き金になった外的 要因と内的要因を考える。そこからは、近代西欧の植民地主義と先住民社会の相剋 における歴史の普遍が垣間見えるだろう。さらに先住民社会の「貧しさの中の豊かさ」 に着目して、その豊かさの内実を明らかにしてゆく。それこそが、彼ら民族を再生に 導く源泉だと考えるからだ。先住民社会を私たちの社会に照射して、今後の私たちの 生活と社会を展望することが、アメリカ先住民を学ぶことのもっとも重要な意味だ ろう。 (本書 はじめに より抜粋引用) |
「アメリカ先住民ホピ水氏族ルービン・サウフキーのアナンダラバ」 |
意味を語り、しかしその生き方が失われた時には、人類は大いなる試練を受け再生しなければならない という、ホピの人々に託された予言です。この予言を守るためにホピの人々は多くの苦難の道を歩んで きました。世界中には様々な予言がありますが、世界で最も有名なのはホピとマヤの予言ではないかと 思います。両者に共通するものは人類の滅びの道と共に、新たな世界を再生する転換点の意味を持っ ている点ではないかと思います。
皆さんは「ノアの箱舟」という旧約聖書に出てくる話は知っているかと思います。実はこのような洪水伝説 は世界各地に残されており、不思議なことに滅びと再生という教訓がそれぞれの伝説に共通して生きて います。この滅びと再生という重要な使命をもたされたホピ、そのホピの方がが来日します。詳しくは、 「アメリカ先住民ホピ水氏族ルービン・サウフキーのアナンダラバ」というサイトをご覧になってください。 このサイトはホピの人々とも交流のある佐々夫妻が企画したもので、2010年9月17日から10月3日まで 葉山、淡路島、屋久島、沖縄にてルービン・サウフキーを交えてのワークショップが開かれます。
|
全てのアメリカ先住民は6人の母親の子孫、DNA調査で明らかに |
【Technobahn 2008/3/14 18:43】南北アメリカ大陸に住む全てのアメリカ先住民は今から 約2万年前に生きていた6人の共通した母親の子孫であることが、学術専門誌「PLoS one」 に掲載された論文により明らかとなった。この研究発表を行ったのは伊パヴィア大学(Unive rsity of Pavia)とソレンセン・モールキュラー・ジェネアロジー財団(Sorenson Molecular Gen ealogy Foundation)で研究員を務めるウゴ・ペレゴ(Dr. Ugo Perego)博士。ペレゴ博士は 北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカに住むアメリカ先住民のミトコンドリアの分析を行うこと により、全てのアメリカ先住民の95%が今から1万8000年から2万年前に生きていた6人の 共通した母親の子孫であることを解明した。DNA解析を行った場合、母系に限って先祖の 調査を行うことは不可能。しかし、今回、ペレゴ博士は母系に限って子孫に伝わる特殊な ミトコンドリアを調査手法に使うことによって母系に限って先祖を遡ることに成功した。ペレ ゴ博士は恐らく、この6名の母親の子孫がシベリアとアラスカを結んでいたベーリング地峡 (Bering land bridge)を渡ってアメリカ大陸に移住してきたのではないかと分析しているが、 ベーリング地峡を渡ってきた後の移動経路に関してはDNA調査では解明できないとも述 べている。アメリカの先住民族はユーラシア大陸とアメリカ大陸が陸続きだった時代に、 ユーラシア大陸から移住して人の子孫とする説があったが、今回、ペレゴ博士が行った 研究発表はこの学説をDNA解析を使って実証したこととなる。 technobahn より引用
|
ナヴァホ暗号隊物語「ウインドトーカーズ」上映される |
ナヴァホ暗号隊物語「ウインドトーカーズ」が全国各地の映画館で上映されました。 この暗号隊の存在は戦後においてもずっと秘密にされてきたものです。
|
教皇ヨハネ・パウロ二世並びにプロテスタント教会による先住民への謝罪 |
2000年3月12日午前9時30分(ローマ時間)より、教皇ヨハネ・パウロ二世は、バチカンの 聖ペトロ大聖堂で、枢機卿たちとともに、四旬節第一主日・大聖年「回心と和解の日」のミサ をささげた。この中には「真理への奉仕において犯した罪の告白」、「イスラエルの民に対し て犯した罪の告白」(ユダヤ人虐殺を黙認してきた歴史)、そしてアメリカ・インディアンなどの 世界各地の先住民に対しての文化と宗教を破壊してきた歴史への謝罪「愛と平和、諸民族 の人々の権利と、彼らの文化と宗教に対する尊敬に反する行為の中で犯した罪の告白」が 含まれている。教皇ヨハネ・パウロ二世はこの罪の告白で次のように述べている。また先住 民の同化政策の一翼、インディアン学校にあった数多くの精神的・肉体的虐待の事実を認 め、謝罪したカナダ合同教会(プロテスタント)の謝罪文も併せて記したいと思う。
「世界の主、すべての人の父よ、あなたは御子を通してわたしたちに、敵を愛し、わたしたちを 憎む人々に善を行い、わたしたちを迫害する人々のために祈るよう求められました。しかし キリスト者はしばしば福音を否定し、権力というメンタリティに傾倒し、諸民族の権利を侵し、 彼らの文化と宗教的伝統を侮辱してきました。どうか、わたしたちに対し寛容で、慈しみを示 し、あなたのゆるしをお与えください。主キリストによって。」教皇ヨハネ・パウロ二世
カナダインディアン居留地学校での生徒虐待を謝罪 [東京 10・30 ENI98-0494=ルーテル・アワーPS/1998年] カナダ最大のプロテスタント教会であるカナダ合同教会(UCC)議長は、過去100年 以上にわたるカナダ原住民へのUCC経営の学校内での肉体的、性的、精神的虐待 を認め、謝罪した。UCCはこれと同様の約90件の裁判に関係し、またカトリック教 会、聖公会も合わせると約1400件の裁判がカナダ全国で起きている。ビル・フィプス UCC議長は、これまでの原住民同化政策に我々の教会がかかわってきたことは明 確であり、「会員の多くはなぜ謝罪をしなければならないのか理解していないが、これ までの我々の前の世代の教会員が与えられてきた恵みを我々が今日受けていると 同様、それらの人々の犯した重荷も同様に担わなくてはならない」と述べた。同教会 はこれまでに、狭い意味での謝罪をしてきたが、一般的な謝罪の宣言ははじめて。 背景には前舎監が1950年代に18人の生徒を虐待した事件が明るみにでて、199 6年に11年の受刑判決を受けたことや、今年初めにバンクバー島で30人の原住民 らがUCCとカナダ政府を相手取り、性的肉体的虐待を受けたとして告発する事件が 起きたことなどがある。バンクバー島のポート・アルバニ・原住民校はUCC、カトリック 教会、聖公会などの教会経営による130校のうちの1校。
|
「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」、「ホピ平和宣言」全文公開 |
「ネイティブ・マインド」、「ローリング・サンダー」、「インディアン魂(レイム・ディア)」、 「シャイアン・インディアン 祈り」、「虹の戦士」など数多くのインディアンに関する文献 を書いておられる北山耕平さんによる「生命の始まりから浄化の日まで ホピ物語」 が北山さんのホームページ上で公開されました。ホピの予言を太古の昔から守り続 けてきたホピ・太陽一族のダン・カチョンバ(1875−1972)が晩年に語った話を 書き記したものです。尚、この文献はダン・カチョンバの遺言に基づいて値段はつけ られておりません。それはホピの教えを売ることは自らの母親を売るに等しいこと だからです。この文献を訳された北山耕平さんが、その全文をホームページ上で 公開されたことにより、一人でも多くの人にホピの聖なる教えと予言が伝えられるこ とを心から願っています。。そして今、私たちがどのような時代に立っているのかを 知っていただきたいと思います。また最近(1999年2月7日)亡くなられた同じホピ 族の長老トマス・バニヤッカの「ホピ平和宣言」も北山さんのホームページで公開さ れております。偉大なる精霊から教えられたその道を、太古の昔から幾世代もの長 きにわたって受け継いできたホピの道の重みを改めて感じられてなりませんでした。
「Native Heart」(北山耕平さんのホームページ)「ホピ物語」「ホピ平和宣言」
|
小学生への授業の中でインディアンの文化(自然と人間の関わり方)を伝える 素晴らしい試みが始まっています。講師は舟木さんというインディアン居留地 の部族大学に通い伝統文化を深く学んだ方で、「ネイティブ・アメリカン=叡智 知の守り人」や「風の言葉を伝えて=ネイティブ・アメリカンの女たち」の文献 を書かれた方です。またインディアン・フルートで全国演奏し、「アースロッジ」 というホームページではインディアン関連の音楽CD、ビーズワーク、ポスター など沢山の関連商品も取り扱っており、インディアンの文化や歴史の情報に も詳しい優れたページを創っていらっしゃいます。今回の舟木さんの異文化 理解教育で実際に学んだ四つの小学校の子供たちの感想も掲載しておられ ますが、これらの言葉に触れると子供たちの豊かな感受性を改めて再認識 させられます。そしてこのような異文化を柔軟性をもって接することのできる 時にこそ、多くの様々な体験や文化を伝えてゆくことが求められているよう な気がしてなりません。そしてそれは私たち日本人と同じ遺伝子配列を持つ インディアンを知ることによって、自らの根っこを探るものとなると確信して います。このプログラムが多くの小学校で実現できるよう教師の皆さん、 そして保護者の皆さん、学校に働きかけていただければと思います。
EARTH LODGE(アースロッジ)・異文化理解教育
|
1999年4月11日のロサンゼルス・タイムズによると、40年前にカリフォルニア州サンタ ローザ島で見つかった北米大陸最古の人骨(女性)の太もものDNA鑑定をコロラド州の 研究機関が調べた結果、今まで考えられていた1万2千年前よりも約1400年古いもの であることが判明した。今までの定説によると、1万2千年前の氷河期の時にシベリアから ベーリング海峡を渡って(一時期、陸続きだった)北米インディアンは来たこととされていた が、この新たな証拠を前に従来の定説は覆される可能性が出てきたという内容の記事 である。また北米インディアンはポリネシアか南アジアから船に乗って渡ってきた可能性 があるとも付け加えている(朝日新聞4月21日夕刊を参考)。北米インディアンが何処か ら来たのかは、一万年以上前からイロコイ族に伝わる口承史「一万年の旅路」に詳しく 描かれており、そこには従来の定説を裏付ける記述があるが、同時に彼らが北米大陸 に着くと既に他の人間がいたことをも記されている。この新聞で紹介されたポリネシアか 南アジアからの道については既に北沢方邦氏が「蛇と太陽とコロンブス」という文献の 中で紹介しており、それを裏付けるものと言えよう。ただ、全ての北米インディアンが海 からの道を辿って来たのではなく、前述したベーリング海峡を渡って来たものも数多く いたと考える方が自然なのかも知れないが、真実のところは私にもよくわからない。 「ずっとずっと昔のこと、この土地ぜんぶがひとつづきの大きな塊りだったんだ。偉大な 造物主がやってきて、そのある部分を洗い流しそのあとに水を残した。私たちがやって きたのはそういうふうにしてなのだよ。つまり、君たちの先祖はずっとそのままとどまっ ていたというわけさ、私たちがいまいるこの大陸にね(白い征服者との闘いより引用)」。
|
イヌイット(エスキモー)立国、カナダの準州になる |
1999年4月1日、イヌイット語で「我らが大地」の意味を表わす「ヌナブット準州」が誕生した。 独立した立法、行政、司法権が与えられる準州は実質的に立国としての意味を持つ。日本 の5倍の広大な大地にはイヌイットと呼ばれる先住民が85%いるが、先住民族に共通して 見られる自己基盤喪失による自殺やアルコール・薬物依存症が、カナダの平均より3倍多く 性犯罪も7倍多い。このような悲惨な現実の中にも彼らは自らの民族の政治的・精神的自立 を目指して、30年近くも粘り強くカナダ政府と交渉してきた。初代の首相は34歳の先住民で あり、彼自身も高校時代酒を盗み禁固刑に服し兄が自殺した経験を持つが、その後立ち直 りヌナブット創設運動に加わってきた。世界中の多くの先住民が政治的・経済的・社会的そ して精神的に虐げられている現在において、この決定は多くの勇気と希望を与えるだろう。 (本文は朝日新聞1999年3月31日夕刊に書かれた記事を参考にしています)
アラスカ最後のイヤク族・・・マリとアンナの言葉を参照されたし
|
コロラド州在住の著作家、アメリカ・インディアン研究家、スーザン小山さんが新たにホーム ページを創りました。スーザン小山さんは多くのインディアンに関する書籍を出版し日本に紹介 しておられる方で、「アメリカ・インディアン 死闘の歴史」並びに「大草原の小さな旅」は全国 学校図書館推薦図書に選ばれた文献で、その他にも「インディアン・カントリー 心の紀行」や 「白人の国、インディアンの国土」があります。特に「アメリカ・インディアン 死闘の歴史」は、 平原インディアン(ダコタ・シャイアン・アラバホ・クロウ族)の終焉の物語を描いた力作です。 また、西欧でベストセラーになり、来日し講演したこともあるインディアンのロス博士の著作 「我らみな同胞」をも翻訳されております。このスーザン小山さんの総合ホームページの中の 「アメリカインディアンの歴史と文化のページ」では、興味深い記事が掲載されており、「環境 破壊ページ」では、絶滅動物が写真と共に詳しく紹介されています。私自身スーザン小山さん から多くのことを教えていただいたり、何度となく励ましを受けてきました。このホームページ はスーザン小山さんのそのような飾ることのない、温かい人柄を感じさせてくれます。
(2017年4月追記) 上の小山さんのサイトは現在閉じられており、「スーザン小山のスピリチュアル・ウエブサイト」
|
ここを基点として北米インディアンの各部族のホームページに辿り着くことが 出来る。各部族について詳しく知りたい方には非常に便利なサイトである。
インディアンの中でも最古の部族、またホピの預言として知られるホピ族に 関するサイトで、内容がとても濃く充実したサイトである。
今から100年以上も前にインディアンを撮りつづけた著名な写真家、カーティスの作品の一部 Tribes of the Southwest : Edward S. Curtis' Images of The North American Indian Tribes of the Great Plains : Edward S. Curtis' Images of The North American Indian Tribes of the Plateau Region : Edward S. Curtis' Images of The North American Indian
|
Edward S. Curtis's North American Indian (American Memory, Library of Congress)